2017.06.18

さよならヴァレンティン&モリーナ。



おはようございます。
2回目にして最後の「蜘蛛女のキス」、行ってきました。
ああ。さっきから書き始めをどうしようか悩んでるんですが全然浮かんで来ません。
2回目は、1回目よりは少し冷静に観られたと思います。
1回目はネタバレゼロで行って、その後すぐに原作を読んで
時間を置いて2回目だったのですが、その順番がすごくよかったです。
また新しい、でも理解しやすい角度から観られた。

そして2回目はお友達に誘って頂いたのですが
地元が同じなので帰りの道中、ずっと舞台についてあれやこれや話せて
それがすごく楽しくて、しかも私の中での「整理」に繋がりました。
1人だったら気持ちの持って行き方が難しかったと思う。
今日千秋楽なのでもうネタバレしてもいいですよね(笑)!

1回目に比べて2回目は笑える瞬間が多かったです。
シリアスな物語の中で、ちょっとしたコミカルなシーンにとても癒されました。
そして2人の息がぴったり合ってて本当に感動した。
結ばれた次の朝、束の間の幸せな時間を過ごしている2人が
本当に心が通じ合った夫婦のようで、それがまた嬉しくて哀しくて涙が出ました。
ベッドでのんびりしてるヴァレンティンに「コーヒー?紅茶?」と聞くモリーナ。
体勢を変えないまま「コーヒー!」と投げるように答えるヴァレンティン。
あれだけ「甘えたらだめだ、クセになる」と突っぱねてた男が!
歯を磨くヴァレンティンを振り向かせ
片手に砂糖、片手にコンデンスミルクを掲げて「ん?」とサインを送るモリーナ。
それに「ん!」と、少しの首の角度と片眉を上げるだけで意思を伝えるヴァレンティン。
あああああああああああああアンタら長年連れ添った夫婦かーい!
とこっちがちょっと恥ずかしくなって、微笑ましくて、また哀しかった。
めっちゃナチュラルに「コーヒー!」て、モリーナに「命令」してるやん~
それがモリーナの言う「刺激」なんだけどな~
好きな男に対してちょっとした「恐れ」を感じる女。だけどそれが嬉しかったりする。
それは搾取関係だ!なんて言うヴァレンティン、自分がやってることに気付いてない。
あーなんて「バカ」なんだ。なんて可愛いんだ(笑)!!

今回は2階席だったんですが、すごく見やすくて!
2人が結ばれたベッドシーンは、「この角度やと結構見えてしまうんじゃないか」
ってちょっとドキドキしてたんだけど…照明が絶妙でやっぱり足元しか見えなくて。
「よく出来てるなー!」と感心しました。
役者さん、演出だけじゃなく技術さんのすごさも感じられた。
そして帰りの道中でお友達とも議論(?)したんですが
ベッドシーンではヴァレンティンの喘ぎ声しかなかったんですよね。
モリーナはずっと静かでした。
それはどうしてなのか?モリーナはなぜ一言も発さなかったのか。
お友達と話してる時は明確な答えが出なかったんだけど
昨日、ラジオを聴き終わった後もなかなか寝付けなかった時に
ふと思ったんです。モリーナ、行為自体はそんなに「よく」なかったんじゃないかな。
男同士って想像しか出来ないけどきっと「受ける」側の負担はかなりですよね。
しかもヴァレンティンは男性相手は初めてだし、やり方も知らないし余裕も無かった。
だからモリーナにとって行為そのものはきっとそうでもなかったのかなと…
むしろ「我慢」するくらいの感じ?
でも精神的な満足感はすごかった。
それこそ「自分じゃないような、あなただけのような」感じ。
モリーナはヴァレンティンのすべてを受け止めて、
ヴァレンティンそのものになれたと思えた…そこに「自分」という存在は必要なかった。
だから声も出さなかった。そういう表現だったのかなぁ、と勝手に思っています。

そして今回すごく印象に残ったのがモリーナが
「あなたと一緒にいたい」
「私はあなたと一緒にいたいだけ」
と、はっきり言葉に出していたこと。1回目はこんなにはっきり言ってたっけ?
「私があなたの仲間に伝言をすればあなたは出られるの?」とは言ってたけど。
最後、モリーナはヴァレンティンのお願いを聞き入れて仲間と接触します。
しかも、警察にバレたら自分を殺してくれ、とまで頼みます。
2回目も、自分たちの「最期」を目をキラキラさせながら語る二人を見て
涙が止まりませんでした。でも。
本当にモリーナが伝言を伝えることに成功して
そしてヴァレンティンが「逃亡」に成功して、外に出たら。
モリーナは、愛する人と暮らせるハッピーエンドになったかな?
そんなことを考えてしまって。
元は女性が好きなヴァレンティンが、「中年のオカマ」をずっと愛し続けるだろうか。
死と隣り合わせの極限状態から解放されても?
現実は残酷なもの。
あれだけの危険を犯してヴァレンティンを待ち続けたモリーナの目に映るのは
「本当の女性」マルタを胸に抱くヴァレンティン…それを想像したら
モリーナは幸せな気持ちのまま死ねたんじゃないかと思う。
誤解を恐れずに言えば、「死ななければならなかった」んだと思う。
ヒロインのまま。愛されたまま…
なんかそう思うと、今でも哀しいんだけど、ちょっとだけ気持ちが安らぐんですよね^^;
ていうか、散々世の中の現実を見てきたモリーナだから
そこも考えたんじゃないかなぁ?なんて、そんなことまで想像してしまいました。

しかしヴァレンティンとモリーナは確かに心が通じ合って
男も女も関係ない、という強い結びつきだったけど
その一方で男と女の違いもすごく感じました。
ヴァレンティンと離れたくないモリーナに
「出所したらお母さんの世話が出来る。一番の望みだろ?」というヴァレンティン。
もーーーーーーーーーこの無神経やろー(笑)!
「僕だって離れたくない」て言うたれよー!
でもこれがヴァレンティンで、彼は本気なんですよね。
男と女の違いってこういうことなのかなぁと思いました。
あなたといられたらそれだけでいい!という女心。
感情的なものは二の次だ!自分の使命を果たせねば!という男心。
何ていうか、仕事中も彼氏のこと考える女と
仕事中は仕事のことしか考えない男みたい、て思った(爆)。

…なんかめっちゃ語ってますね私…急に我に返って恥ずかしくなりましたわ(爆)。
でも多分これ、冷静になろうとして色々分析することで
引きずってる自分に歯止めをかけてるんだと思います。
ああ、「あなたってなんでも説明しようとするのね」て
ヴァレンティンも言われてたっけ(爆)。
説明することで自分の中でも整理をしようとしてるのもあると思う。
そして私は反芻もしてる。忘れられない。忘れたくない。

もうすぐ最後の回の幕が開けますね。

ありがとうヴァレンティン。ありがとうモリーナ。
さよなら。でも、いつかまた会えますように。


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ASさんへ

こんにちは。お返事が遅くなってすみませんでした。
最後のヴァレンティンとモリーナに会ってきましたよ…
本当に凄まじい作品でした。ASさんも行けて本当によかった。
気持ち分かります。放心しちゃいますよね。
ネタバレも我慢してくれて嬉しいです(笑)。
そして「少年倶楽部」は多分、今日観ます(笑)!!

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